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エア・フロリダ90便ポトマック川墜落事故

1 :号泣中:03/11/03 06:16
1982年1月13日午後4時1分、ワシントン発フロリダ州タンパ経由
同州フォートローダーデール行きエア・フロリダ90便ボーイング
737-222(N62AF)が、ワシントン・ナショナル空港を離陸直後
失速し、滑走路端から約1.2Kmのポトマック川に墜落した。
 この事故で乗員5名、乗客74名、計79名のうち、乗員4名、
乗客70名、計74名と地上の4名の計78名が死亡し、客室
乗務員1名、乗客4名、地上の1名の計6名が重傷、地上の4名
が軽傷を負った。
 事故機の後部に乗っていた乗客が翼に雪が積もったまま離陸
したのを目撃していた。
 事故機は、滑走路から車輪が離れた瞬間からスティック
シェーカーが作動していたが、パイロットは機首の角度を抑え
ただけで、スラストレバーを最大出力にしなかった。
パイロットは、エンジンのセンサーが凍結してコックピットの
計器に実際よりも大きな値の誤ったエンジン出力が表示されて
いることに気付かなかった。
 NTSBは、エンジンのアンチアイスシステムを使用しなかった
ためエンジンのセンサーが氷で塞がれたこと、翼への
降雪・着氷を知りつつそのまま離陸しようとしたこと、離陸段階
で計器の数値の異常が分かっていたにもかかわらず離陸を
中止しなかったことが事故の原因であるとした。また、墜落
原因に関連する事項としては、除氷から離陸までの時間が
長かったため、降雪にさらされたこと、ボーイング737の機体
特性として翼前縁部への着氷により機首上げになりやすく
なること、事故機の乗員は冬期の運航経験が乏しかったこと
が挙げられた。

2 :NASAしさん:03/11/03 06:20
「勇者は沈みぬ」
 1982年の冬、北アメリカは強い寒波に襲われた。全体に
わたる死者は百三十四人に達し、各地において空港やハイ
ウェーの閉鎖、交通まひや混乱が相次いだ。
 1月13日の昼過ぎ、春は岸辺の桜の美しい首都ワシントン
のポトマック川も氷結し、昨夜からの吹雪のために、ロシャン
ボー・メモリアル橋の上には渋滞した自動車が長い列を作って
いた。午後3時45分頃だった。雪空を引き裂くように突然強い
爆音が聞こえたかと思うと、低空のまま飛んできた旅客機が
橋に激突した。ナショナル空港を離陸したばかりの、フロリダ
航空のボーイング737機(乗員5人乗客74人)であった。同機
の後尾は、橋の上の乗用車4台、トラック1台を押しつぶし、
橋のらんかんを削り取った後、機体はごう音をげて飛散し、
ポトマック川に転落した。それはわずかの間浮かんではいた
が、やがて急速に沈んだ。そしてその中に機体の一部が
わずかに水面に出ているのが見えた。
 ワシントン警察、消防署、国立公園管理警察は、直ちに被害者
救出のため出勤したが、吹雪や積雪による交通渋滞のために、
救急車両の現場到着が大幅に遅れた。肌を刺す冷たい川の中
の、わずかに浮き出た尾翼にしがみつきながら、数人の乗客が
必死に助けを求めていたが、氷結した川面にはばまれて、救助
のボートは近づけなかった。要請を受けて、数機のヘリコプター
が現場に到着したが、事故発生から25分がたっていた。しかし、
狭い川面と降りしきる雪のために、救助作業は困難を極めた。
二機のヘリコプターを中心に、救助ロープをおろし、尾翼の
乗客をつり上げる作戦がとられた。急を聞いて駆けつけた多く
の人々や、報道陣などが成功を祈り、かたずをのんで見守る
中に、懸命の救助作業が続けられた。
 ヘリコプターから、ロープに結んだ浮き輪を投げおろす。一人
の乗客がやっと腕をかけた。ヘリはロープを引き上げたが、
そのとたん浮き輪から手が離れ、女性らしいその人はそのまま
ポトマック川に落ちて沈んだ。

3 :NASAしさん:03/11/03 06:25
冷たさに手がしびれ力つきたのだろうか。はっと息を飲んだとき
だった。しぶきが上がり誰かが川に飛び込んだ。そして、女性は
危機一髪のところを無事救出された。それは、米議会職員の
レニー・スカトニクさん(28)の、まさに捨て身の行為であった。
浮き沈みする乗客を見つけて、ヘリが水面すれすれに降下した。
さっと手が伸びて、乗客はヘリに引き上げられた。ヘリの乗員の
機敏な動きであった。一人、また一人と乗客たちは救助された。
その息づまるような情景や必死の救出作業は、岸辺に立ちつくす
人々に深い感銘を与え、テレビのブラウン管を通して、アメリカの
多くの人々の心に強くやきつけられた。そしてそれは、日本を
はじめ世界の国々に、テレビを通してすぐ知らされた。


4 :NASAしさん:03/11/03 06:26
 そうしたなかで、自分の命を捨てて、女性を助けた中年の男性が
いたことがわかり、人々の心の中に一層大きな感動を呼び起こした。
 現場上空にさしかかったヘリコプターは、川面に浮いている
中年の男性を発見し、川面浮いている中年の男性を発見し、
川面すれすれまでおりて、浮き輪のついたロープを投げた。
その男性はすぐに浮き輪をつかんだが、自分のすぐ近くで浮き
沈みしている女性にその浮き輪を渡した。
 二度目にヘリが現場にもどった時、その男性はまだ浮いて
いたが、おろしたロープの浮き輪を、また近くの女性に譲った
という。
 女性を岸まで運んだヘリコプターが、3度目に現場にもどった
ところ彼はもういなかった。水面を何度も探したけれど、彼の姿
はもう見あたらなかったという。「立派なひげをつけた頭髪の
うすい、五十歳前後の男性でした。私たちがもどった時、彼は
もういなかった。冷たい水の中で、力つきてしずんでしまったの
でしょうか。」救助隊員のアッシャーさんが嘆き、「彼ほどのこと
をした人を私は知りません。」とヘリの操縦士であるウィンザー
さんは声をつまらせた。
 生存者はわずかに5人、残る乗客・乗員74人が絶望視される
中で、11人の遺体が引き上げられた。14日の日中の気温は
氷点下、午後には再び雪が降った。
 自らを犠牲にして、他人を救った紳士は、その後、連邦準備
銀行に勤めていたアーランド・ウィリアムズさん(49)だということ
がわかった。
「偉大な栄光、彼にはこの言葉こそふさわしい。」とレーガン
大統領は、その死を悼み、日本の新聞は、「勇者は沈みぬ」と
その深い人間愛を大きく報じた。

5 :NASAしさん:03/11/03 06:27
救助隊員ジーン・ウィンザーは、救助活動の使命を全うした後、
妻に電話を入れて身の安全を伝えた後、この男性、ロープを
譲りつづけた男性の話をしようとし、その場に泣き崩れた。
彼はこう語っている。「私は忘れることができません。他の人を
引き上げて移動するとき、こちらをじっと見上げていたあの人の
青白い顔が。あの人にはわかっていたのでしょう。今度私たちが
戻ってきたときには、自分の姿はもうそこにはないだろうということを」

6 :1:03/11/03 06:38
早朝からすいません。事故の事は知っていたし、そう言う人がいたと言うのも知っていたんですが、特命リサーチ見て涙が止まらなくなっちゃって・・・
自分は映画やTVなどで泣いた事は一度も無いんですが・・・
人間はこの様な事態に陥った時、この様に毅然とした行動に出れる物なのでしょうか?
私は自信ありません・・・しかし、私も彼らの様になれる様に努力したいと思います。
皆様には今更な事故かもしれませんが、この涙を抑え切れません・・・

7 :NASAしさん:03/11/03 09:59
漏れ、>>4は(別の意味で)妙に記憶に残ってる。

・・・記憶が確かならば、97年度の西南学院高校の入試に出たもんで(w)

8 :NASAしさん:03/11/04 19:47
感動的な話に水をさすようで悪いんだが、
あの救助ロ-プを他の人に譲り続けた人は、水面下で機体の残骸に
足を挟まれていて動けなかったんだな。
と言う話。

9 :NASAしさん:03/11/05 00:37
>>8
そうなの?ソースある?

10 :NASAしさん:03/11/05 00:44
これリアルタイムで見てた記憶がある。この年のこの時期、
ホテルニュージャパン炎上、過多義理機長事件と大事故が続いたんで
印象深い年となった。

11 :NASAしさん:03/11/05 00:55
>>8
ズボンと下着が脱げてしまっていたため
引き上げられるのを拒んだ

12 :NASAしさん:03/11/05 02:54
アーランドは>>11の様な粗チンではない


13 :NASAしさん:03/11/05 20:39
>>9
航空機事故関連の本で読んだ。
ただ、その本の題名を失念してしまって「この本だ!」と出せないのが残念。

14 :NASAしさん:03/11/21 16:58
厨房の時の英語のテキストにこれの話が載ってて感動しますた。
彼のように、人のために死…ねないだろうなぁ。いざという事態に直面したら。

15 :NASAしさん:03/11/22 14:33
正確にはArlen D. Williams氏だな。 そばの橋が彼の名前になったね。

16 :NASAしさん:03/11/22 14:38
ところで墜落の原因は何なんだ

17 :NASAしさん:03/11/22 14:43
逆噴射

18 :NASAしさん:03/11/22 19:35
墜落の原因は、主翼とエンジンの着氷。
とくにエンジンのセンサ−が氷でつまってしまい、
正しいエンジン推力を出すことが出来ずに、失速墜落した。

以下ボイスレコ−ダ−最期の部分の和訳
副操縦士「ラリ−!落ちてる、落ちてるよ!」
  機長「わかってる!」
     ド−ン(衝撃音)

19 :NASAしさん:03/12/14 10:28
エアフロリダは当時ディレギュレーションの勢いに乗って
急成長していた。737、DC-9が主体のフリートにDC-10まで
導入してロンドン線就航をも開始した。あの事故がなければ
パンナムやイースタンを買収していたかも知れん。
あのカラースキムは747にこそよく似合うと思うんだが・・・
 
漏れも81年にマイアミからヒューストンまでエアフロリダに
乗ったことがある。その737こそ(N62AF)事故機だったのだ!
川から引き上げられる尾翼の写真に写っていたレジを見たとき
の衝撃といったら・・・

20 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

21 : :04/01/07 12:56
グランシア航空の墜落事故を検証するスレ
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/space/1047712939/

22 :NASAしさん:04/02/15 15:27
ねえ、この事故のCVRを公表してるサイト見つけちゃったんだけど・・・、
ttp://www.planecrashinfo.com/cvr820113.htm

http://www.planecrashinfo.com/rcvraf90.mp3

23 :NASAしさん:04/02/15 18:54
日本の羽田も多摩川に墜落という事態がありえるかも。だってKEが(略

24 :NASAしさん:04/03/13 01:48
離陸時に多摩川方向に向かって落ちるわけないでしょ

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